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AIニュース速報

アプリに、ぴったりの声を

OpenAIは10月16日付で、音声会話のGPT-Liveに、文章から声を作る機能と、新しい声の追加を発表しました。アプリに合う声を文章で説明する方法と、用意された声から選ぶ方法があります。日本語向けの声も追加されています。ただし、今回はAPIのニュースで、ChatGPTの設定画面に同じ機能が追加された、という発表ではありません。

30秒のまとめ動画。くわしい内容と図解は、下の「Xで記事を読む」から。

30 sec

30秒でわかる、この速報

いつ
2026年10月16日。公式API更新履歴に書かれた日付で、掲載時刻とタイムゾーンは未確認
だれが
OpenAI。今回の紹介は開発者向けのOpenAIDevsから
なにを
文章から声を作る「prompt-to-voice」の一般提供と、5言語に合計9種類の声の追加
どこで
自分のアプリから音声会話を呼び出すGPT-Live API
いくら
文章からの声作成は無料。試聴や会話は1分0.05米ドル、裏側のモデルや道具は別料金
なにが変わる
声の候補から選ぶだけでなく、用途に合う声を文章で説明し、保存して繰り返し使える

Points

おさえるところ

  • 共有されたOpenAIDevsの投稿には「Give them a voice that fits.」とある。「そのアプリに合った声をつけよう」という意味(筆者の訳)。公式の日本語訳ではない。更新履歴の10月16日項目では、文章から声を作る機能を全API顧客向けに一般提供した、と案内している
  • 同じ項目に、ドイツ語・フランス語・ヒンディー語・日本語・韓国語向けの追加音声が載っている。今回追加されたのは、5言語に合計9種類。日本語の項目にはHaremaとShidaが載っていて、APIでは `harema`、`shida` と指定する。画面に見える名前と、アプリが送る指定名は区別しておく
  • 今回の発表を、アプリを作らない読者に引きつけると、今後使う問い合わせ窓口や案内アプリで、サービスに合わせた声に出会う可能性がある、ということ。ただし、それぞれのアプリがこの機能を採用するかは、その開発者の判断。今日からすべてのアプリの声が変わる、という意味ではない
  • prompt-to-voice(文章から声を作る機能)は、声の高さ、音色、話す速さなどを言葉で説明する入口。誰かの録音を用意しなくても、声を作って保存できる、と公式ガイドは説明している。ただし、これらは説明文に書く特徴で、数値を入れれば音色が正確に固定される設定項目ではない。仕上がりは聞いて確認する
  • 文章からの声作成が成功すると、保存された声を指定するID(番号札)が返る。毎回新しい声を作り直す代わりに、そのIDを使って、会話の開始時に声を選ぶ。声を変えるには、新しいセッション(接続して会話するひとまとまり)を開始する。会話の途中で声だけを自由に入れ替える、という説明にはしない
  • 文章から作った声は、公式ではGPT-Liveで使う方式として案内されている。同じ声がText to Speech、Realtime、音声出力のChat Completionsでも使えるとは読み替えられない。今回のAPIの指定モデルは `gpt-live-1` で、ChatGPTなどのVoice更新で紹介された1.1の案内と同一のものとして扱わない
  • 「カスタムボイス」という言葉には、文章から作る方式と、本人の録音をもとに作る方式が含まれる。録音をもとにする方式は、対象となる顧客に限定され、同意の録音と参照用の音声が必要。今回の「全API顧客向け」は、文章から作る方式についての説明
  • 2026年10月17日時点で、文章から声を作る機能は全API顧客向けの一般提供と案内されている。ChatGPTの無料アカウントを持っているだけで、APIの音声会話が無料になるという条件ではない。声の作成自体は無料と案内されているが、作った声をPlaygroundで聞く操作は通常のGPT-Liveセッションとして課金される
  • GPT-Live-1の音声セッションは、1分0.05米ドル。請求は秒単位で、1分未満を次の1分へ切り上げないと説明されている。10分なら音声セッション部分は0.50米ドル、100回の会話を各3分行う想定なら、300分で15米ドル。これは裏側のモデルや道具の利用料、アプリを動かす費用を含まない。円換算と税の最終額は、請求表示で確認する
  • 公式ガイドは、文章からの声作成に成人の声を使い、子どもの声を作らないよう求めている。実在する人物、公人、架空のキャラクターの名前を挙げて、模倣を求めないことも説明している。聞く人にはAIが生成した音声だと伝える。Zero Data Retention(ZDR)は、声を作る処理は非対応で、GPT-Liveの音声生成は設定が有効なら対象になり得ると説明されている。私は今回の新しい声を試聴していない

Unknown

まだわかっていないこと

  • HaremaとShidaの聞き比べと、日本語の店名・人名・数字・英語が混ざった文章での聞き取りやすさ
  • 文章から声を作った場合の、日本語での出来栄え
  • 自分のアカウントでの利用可否と、認証後の画面表示
  • 声を変えることで、問い合わせの満足度や売上が何%上がるか
  • 声の作成から会話までを通した、自分の用途での聞き取りと会話の完了

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