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ChatGPTの声が増え、会話がなじむ

OpenAIが10月15日付で、音声会話の「GPT-Live-1.1」と新しい声の提供を発表しました。公式ヘルプには「ひまり」「りんどう」が載っています。声の追加、発音の改善、検索中の言葉の変化が今回の柱です。「全ユーザーへ順次」は、全員が同じモデルや同じ声を、同時に使えるという意味ではありません。

30秒のまとめ動画。くわしい内容と図解は、下の「Xで記事を読む」から。

30 sec

30秒でわかる、この速報

いつ
公式リリースノートの掲載日は2026年10月15日。時刻・タイムゾーンの記載は確認できていません
だれが
ChatGPTを提供するOpenAI
なにを
音声会話モデル「GPT-Live-1.1」と、軽量版「GPT-Live-1.1 Quip」を案内
どこで
公式Xの案内はChatGPT・Codex・dotsのVoiceが対象。各製品の利用条件は別です
いくら
無料版も更新対象ですが、基本は軽量版のQuipで利用制限があります。APIは提供予定です
なにが変わる
声の選択肢が増え、アクセントがより自然に。検索中の短い言い回しにも幅が出ます

Points

おさえるところ

  • 公式Xの投稿には「New voices. Better accents. And less "checking..."」という短い言葉がある。「新しい声。よりよいアクセント。そして『確認中…』を減らす」という意味(筆者の訳)。公式の日本語訳ではない。リリースノートでは、音声のモデルを更新し、複数言語のアクセントをより自然にしたと説明している
  • 今回の案内は、日本語に初めて対応した、という意味ではない。すでにある音声会話に、日本語を含む言語の新しい声の選択肢が加わる更新。公式ヘルプは、日本語の声としてHimari(ひまり)とRindō(りんどう)を掲載している。フランス語、ドイツ語、ヒンディー語、韓国語、メキシコのスペイン語にも追加の声が載っている
  • 選べる声は、地域やアカウントで異なると案内されている。リリースノートは、英語のBubbieも紹介している。名前が記事にあるのに画面に出ない場合も、すぐに不具合と決めつけず、表示されている候補を基準に確認する
  • OpenAIは、言語をまたいで、より自然なアクセントになったと説明している。ただし、今回の発表から、どの日本語の単語がどの程度改善したかまではわからない。「どの方言でも正確」「人名を読み間違えない」といった保証はない
  • Liveは、調べていることを短い言葉で知らせる。今回、その言い回しの種類を広げたという説明がある。検索が終わるまでの秒数を、何割減らしたという発表ではない。調べる工程が不要になったわけでも、調べていないことまで確認済みになるわけでもない
  • Liveには以前から、話しながら相手の声を受け取り、会話の間や割り込みを扱う設計がある。今回の1.1で、同時に聞く・話す機能が初めて生まれた、という説明ではない。公式システムカードでは、GPT-Live-1.1はGPT-Live-1の後継、QuipはGPT-Live-1 miniの後継と説明している
  • 基本の割り当ては、Plus以上が通常版、それ以外がQuip。「1.1」という更新名だけを見て、無料版も有料版も同一モデルにそろったとは書けない。声を選ぶことと、回答を考えるモデルを選ぶことは、同じ操作ではない
  • 2026年10月16日時点の公式ヘルプでは、ChatモードのLive利用枠を、直近24時間で集計する形で説明している。FreeはQuipの制限付き利用、GoはQuipで3時間、Plusは通常版で3時間。Proの月100米ドルの区分は、通常版で15時間と掲載されている。この金額は公式ヘルプにある米ドルのプラン区分で、日本向けの税込請求額を確認したものではない
  • ここで示した時間は、ChatモードのLiveの枠。デスクトップの音声は別の料金・上限の案内があり、Codexやdotsへこの表をそのまま流用できない。APIについて、公式Xは近日提供と案内している。APIの提供日や料金は、今回確認した案内だけでは確定できない
  • 公式ヘルプは、音声クリップは、利用者が共有を選ばない限り学習に使わないと説明している。一方、文字起こしなどは、プランや「すべての人のためにモデルを改善する」に相当する設定により、学習に使われる場合がある。Liveの音声クリップは履歴の文字起こしと保存され、クリップは30日保持するとの説明がある。私は今回の新しい声を試聴して、従来版と聞き比べてはいない

Unknown

まだわかっていないこと

  • 日本語のどの発音が、どの評価で、どれだけ改善したのか
  • 会話の応答時間や検索時間が、以前より何秒短くなったのか
  • 自分のアカウントで、いつ新しい声を選べるようになるのか
  • APIの提供開始日、モデルID、料金、利用できる声の範囲
  • Codexやdotsを含めた、それぞれの環境での実際の聞こえ方

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