第1話
Genspark始め方ガイド!ひとことで仕上がる「AIの楽団」の歩き方
「来週の会議用に、在宅勤務の良いところと困るところを、5枚のスライドにまとめて。最後に比較の表も」。入力欄にひとこと書くと、向こう側で段取りが組まれていく。調べる。まとめる。表を作る。スライドに並べる。できたものを見直す。この「ひとことを段取りに分けて、仕上がりまで運ぶ」を看板にしているのが、Gensparkです。
連載中AIに道具をもたせる目で確かめる公式サイト ほかと比べる
Genspark(ジェンスパーク)は、ブラウザの中にいる「AIの楽団」。入力欄にひとこと頼むと、指揮者(Super Agent)が段取りに分けて、何社ものAIモデルと道具を順番に呼び出し、調べる・まとめる・表を作る・スライドに並べる、を仕上がりまで運びます。調べものはこのAI、スライドは別のサービス、と自分がAIとAIのあいだの運び屋になっている人のための道具です。無料の線(1日100クレジット)を先に知り、ひとつのテーマを調べてスライド・表・画像・告知文まで1つの画面で仕上げるところまでを1話ずつやっていきます。
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Money
無料プランは1日100クレジット・カード不要。ただし生涯で受け取れる無料クレジットには上限があり、使い切ると毎日の補充が止まる(上限の量は公式に書かれていない)。スライドの書き出しとAIの電話は有料。

Map
このシリーズの「見取り図」。1話で1つの部屋を開けていきます。

Episodes
第1話から順に読むのがおすすめ。途中の話から読んでも、1話で完結します。
第1話
「来週の会議用に、在宅勤務の良いところと困るところを、5枚のスライドにまとめて。最後に比較の表も」。入力欄にひとこと書くと、向こう側で段取りが組まれていく。調べる。まとめる。表を作る。スライドに並べる。できたものを見直す。この「ひとことを段取りに分けて、仕上がりまで運ぶ」を看板にしているのが、Gensparkです。
第2話
第1話を読んで、無料で登録した。ホームの真ん中に、入力欄が1つだけある。その前で、指が止まる。「ひとことで仕上がる」と聞いたけれど、本当にひとことでいいのか。長く書いたら、そのぶん減るのではないか。そもそも、1回でいくつ減るのか。ヘルプを開いても、「1回頼むと◯クレジット」という表は見つかりません。
第3話
金曜の夕方、「来週の定例で、在宅勤務のことを5分話して」と頼まれた。スライドのソフトを開くと、白い1枚目が待っています。タイトルは打てた。でも2枚目で止まる。何を、何枚に分けて話すのかが、まだ決まっていないからです。AIに頼めば、それらしいものは出てきそうです。けれど、その数字は本当なのか。
第4話
月曜の朝、上司からこう頼まれたとします。「在宅勤務で使うWeb会議のサービス、3つくらい料金を比べておいて。来週の会議で使うから、1枚の説明もつけて」AIに頼めば、表はすぐに埋まるかもしれません。困るのは、会議の当日です。「この料金、税込み?」「年払いの値段じゃない?」「いつの情報?」
第5話
地域の図書館で、来月に絵本の読み聞かせ会を開くことになった。告知は、Xに載せる画像が1枚と、数秒の動画が1本。できれば、やさしいBGMもほしい。画像AIを開いて、動画AIを開いて、音楽AIを開く。3つの画面を行き来して、最後に残るのは「これ、図書館のアカウントで出していいの?」という疑問です。
第6話
金曜の夕方。今週も、AIの入力欄に同じ説明を貼りつけます。「見出しは3つ。終わったこと、進んでいること、困っていること。最後に来週の予定。A4で1枚まで」。先週も、先々週も、これを書きました。そこへ、となりの席から「Gmailをつなげば、返信まで全部やってくれるらしいよ」という声。便利そうだと思う反面、少しこわくもあります。
第7話
木曜の午後、取引先との打ち合わせが終わりました。ノートに残っているのは、走り書きが3行だけ。「来月の件、先方で確認」「資料は来週」「予算は保留」。誰が確認するのか。来週の何曜日なのか。書いた本人にも、もうはっきりしない。そのあとAIに報告のメールを頼もうとすると、今度は「この取引先とは、こういう経緯で……」と、また一から説明するところから始まります。
第8話
土曜日に行こうと思っている店が、ウェブサイトでは「18時まで」、地図アプリでは「17時まで」になっている。電話すれば1分で終わる話です。でも、会議と会議のあいだに店へ電話をかけるのは、思ったより気が重い。そのうち夕方になり、「まあ、行ってみればわかるか」と、確かめないまま土曜日を迎える。こういう小さな電話を、AIに1本だけ頼めたら。
第9話 NEW
来週の会議のスライドを、今度はファイルにして持ち帰りたくなりました。無料プランでは書き出せない。有料にすれば書き出せる。ところが、いざ払おうと公式の説明を読むと、Plus には段が6つ、Pro には7つ。月払いと年払い、円とドル、Web とアプリのストア。自分が月にどれくらい使うのかもわからないまま、カードの番号を入れるのは、少しこわい。
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