第1話
Kiro始め方ガイド!いきなり作らないAI「設計事務所」の歩き方
「ログイン機能をつけて」とAIに頼む。ふつうのAIコーディングツールは、その場でコードを書きはじめます。Kiroは、書きません。かわりに、3枚の紙を出してきます。作る前に、3枚の紙。今日の合言葉です。
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Kiro(キロ)は、AWSが作っているAI開発ツール。「ログイン機能をつけて」と頼むと、ふつうのAIはその場でコードを書きはじめますが、Kiroは書きません。かわりに「何を作るか」「どう作るか」「どの順番でやるか」の3枚の紙を出してきます。あなたがうなずいてから、はじめて工事が始まる。製図室(Specs)からハウスルール・自動の合図・関所・道具箱まで部屋を1つずつ開けて、AIに紙を書かせてから着手させる習慣を身につけるところまでを1話ずつやっていきます。
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Money
期限なしの無料プラン(Kiro Free)があり、月50クレジット。カード登録も不要です。ただしクレジットは「回数」ではなく仕事量の単位で、選ぶモデルで消費が何倍も変わります。50を使い切っても買い足せず、次の月を待つか、有料に上げるかの2つです。

Map
このシリーズの「見取り図」。1話で1つの部屋を開けていきます。

Episodes
第1話から順に読むのがおすすめ。途中の話から読んでも、1話で完結します。
第1話
「ログイン機能をつけて」とAIに頼む。ふつうのAIコーディングツールは、その場でコードを書きはじめます。Kiroは、書きません。かわりに、3枚の紙を出してきます。作る前に、3枚の紙。今日の合言葉です。
第2話
「無料は毎月50クレジット」と言われてもピンときません。1問でいくつ減るのか。公式には「簡単な依頼なら1クレジット未満」とだけ。だから実際に数えました。「このフォルダには何がありますか?」と1問だけ聞く。減ったのは、0.11クレジットでした。
第3話
「パスワード欄の横に『表示』ボタンをつけたい」。Kiroに頼んだのはこれだけです。Kiroはコードを1行も書きませんでした。かわりに3枚の書類を出してきました。要望書が68行、設計図が282行、工程表が141行。ボタン1個のために、です。
第4話
数字の入った8文字ちょうどのパスワードが「8文字以上にしてください」と弾かれる。原因は「>」と「>=」の違い。たいていのAIならすぐ直してくれそうなバグを、あえてKiroの Bug Fix に渡しました。3分15秒で書類が3枚そろい、見積もりは3.08クレジット。
第5話
8回の返事の最後の行に、8回とも「(ハウスルールを読みました)」と書いてありました。「毎回これを書いてね」とチャットで頼んだことは一度もありません。Kiroには、毎回言わなくても読ませる決めごとの置き場所があります。
第6話
JavaScriptのファイルが保存されたらメモに1行書く。それだけの合図をしかけました。返事の上に「1 hook triggered」と出たのに、メモのファイルはどこにもできていない。原因は合図に書いた命令の「言葉」でした。もう1つ。「このファイルを消して」と頼むと、許可を聞かずに消しました。
第7話
AIにコードや調べものを頼んでいて、「外のサービスの新しい説明書も見てきてくれたら」と思ったことがある人へ。道具を足せると聞いても、設定は英語のファイルで、足したら何が外に送られるのかもわからず、そのままになっていませんか。
第8話
有料の Kiro Pro(月20ドル)に入り、アプリの画面には「Kiro Pro」「1.83 used / 1,000 covered in plan」。ところが、同じパソコンのターミナル版で使った量を出すと、「KIRO FREE」「Credits (0.65 of 50 covered in plan)」と返ってきました。入り方と、表示されたプランがちがっていました。
第9話 NEW
Kiroを無料で使いはじめて、右下の数字が少しずつ減るのを見ながら、「月50で足りるのか、月20ドルを払うほどなのか」を決められずにいる人へ。クレジットは回数ではないので、「あと何回聞けるか」では数えられません。
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